かなきち将棋道場 かなきち個人レッスン中身内容棋力アップ方法について
最初に目標を立てるがいいと思います半年後1年後
将棋はすぐにはなかなか強くなりません日々の積み重ねが大事です遠い未来の為に努力をしなければなりませんしかし無理な目標を立てても達成できません大事なのは勉強時間量と中身です何をどの位出来るかです1級が三段に半年でなりたいと目標を立てても週に一回しか出来ないのでは無理です
①目標(期間)②勉強量(時間)③中身(何をするか)のバランスが大事です。
では目標を立ててどの位の時間で何をすべきか?
例えば①目標1年で1級〜三段とします②時間は平日3時間〜4時間は必要土日は朝〜晩まで大会や将棋道場に行く③中身勉強方法は序盤、中盤、終盤で違います
【序盤中盤】 最初は指したい戦法囲いを決めます、狭く深くがベストです戦法によって指し方感覚が違うので一気に体得するのが難しいのです一つの戦法をある程度極めてから次の戦法に移っても大丈夫です徐々に増やしていきましょう。
得意戦法を決めたら次は定跡を覚えます自分の間違った考えや作りが悪いと上達が遅くなります良いものを取り入れ悪いものを捨てるのがいいですそれには定跡が必須です定跡を暗記します個人レッスンではノートに書いてもらってます私が記号を読み駒を動かします一手一手言語化し意味を教えてますノートに書いて終わりではないですむしろ始まったばかりですノートに書けばいつでも何度でも復習できますし実戦を指した後どこがどう違うか照らし合わせられるのです具体的には
定跡をノートに書き暗記する→手の意味を考える
→実戦する→棋譜をノートに書く→定跡と棋譜を照らし合わせて悪かった部分を直してまた実戦をやる
の繰り返しですこれを続けるとある現象がおきます
あれ?この変化この前もやったな、これは良くなる変化だなしめしめ、これは定跡と比べてこの部分が得してるなあれ?ほとんど知らない変化ないな
までいくと得意戦法の誕生です。ですがそこまではなかなかいかない事が多いみたいです定跡覚えたんですが強くならないんですとよく質問されます盤に並べてじゃあこの変化はどうですかと聞くとうる覚えで並ばない事がほとんどです
横の線が暗記度 縦の線が意味や理解度ですその
真ん中に実力がありますもちろん完全に暗記して意味も理解してれば実力はついてきます逆に暗記はうる覚え手の意味もわからないとなると定跡をノートに書いただけでは強くなりません
①暗記度 ②手の意味や理解度 要するに戦法の仕組みが大事です
ある生徒のノートです
手順を書いてもらいます分岐の部分は番号と色を塗ったり囲ったりしてます同じ所に分岐が3つだっとしたら番号も同じ色も同じです
きれいに清書した方もいます
この書き方も見やすいと思います
将棋が棋力アップは難しいですが急に強くなったりする時がありますそれは何故?私の考えは個人によって課題が違うと思いますが苦手な部分が克服出来れば強くなるきっかけになるのではないでしょうか
自分の課題がわかり易くはっきり出るのは対局したときですなので棋譜を残し自分の将棋としっかり向きあい課題を直していくのが棋力アップに繋がると思ってます。
定跡を覚えた後は同じ戦法指定局面などで対局したりもしてますそれは仕組みと理解度をアップさせるためです。
【終盤】終盤の勉強方法は
個人レッスンでは終盤特化型もあります
個人レッスンでは次の一手問題を出し最初に何を考えどの順番で読んでいくのが良いか説明してます
玉の安全度 相手玉との距離感 速度計算 何を渡したら詰むのか詰まないかなど終盤にしかない手筋考え方を指導してます また終盤の入口と最終盤では考え方も違いますその感覚も身につけると棋力アップにつながります。一緒に棋力アップ目指しませんか?【オンラインレッスンも受付中】
※拙文を最後まで読んでいただきありがとうございました今の思い考えを書いてみました。
かなきち将棋道場木村秀利